狩野川を知ろう

狩野川の特徴

流域面積は静岡県の11パーセント!

伊豆半島を源流に伊豆・県東部の平野部を流れ、沼津で駿河湾に注ぎ込む狩野川。

総延長は約46キロメートル、流域面積は約850平方キロメートルあり、静岡県の面積の11%という広さを持つ一級河川です。

太平洋側で唯一北に流れる一級河川

伊豆を源流とする狩野川は、太平洋側では唯一の北向きに流れる一級河川です。

そのおかげで、上、中流部では、カヤックで富士山を北に臨みながら、川下りを楽しめます。

かなり狭い河口部

いくつもの支流が合流する一級河川というと、海に流れ込む河口部では川幅がかなり広くなっているのが一般的です。

しかし、狩野川は河口部の広いところでも川幅が250メートル弱と比較的狭いのが特徴。

おとなりの富士市を流れる一級河川・富士川の河口部は約1000メートル、静岡市を流れる安倍川の河口部は約700メートルと、比べると狩野川の河口部がいかに狭いかが分かります。

狩野川は、狭い河口部のおかげで、水量も豊富でとっても遊びやすい川になっています。

まちなかを流れる一級河川

沼津市民にとっては、当たり前に目の前を流れている狩野川ですが、実はこれほど市街地のまんなかを一級河川が流れているのは、全国的にも意外と珍しいのです。

大きなまちだと、新潟県新潟市、岐阜県大垣市、広島県広島市、徳島県徳島市、宮崎県延岡市など数えるほどしかありません。

まちなかを流れている狩野川というのは、実はとても恵まれた立地なんですよ。

名前の由来

狩野川の源流域は、昔から造船が盛んに行われていました。この船は「枯野(かの)」、「軽野(かるの)」などと呼ばれていました。

この「軽野」が後に「かぬ」となり、狩野川の由来になったとも言われています。

現在でも伊豆市湯ケ島には、軽野船の造船儀礼と深い関わりがあった軽野神社が残っています。

ちなみに狩野川の名前の由来である「かぬ」は、カヌーの語源じゃないか、というちょっと面白い説もあるようですよ。